しんざんの、みんな仲良し映画評!!

ほんとうは仲良しとは程遠い、あまのじゃくな映画評、映画批評、映画評論ブログ 全部ネタバレ。またあまのじゃくゆえ、人によってはまったく受け付けないものもあるよ。もちろん、こっそりオススメもあるよ。

「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」 自分がアイアンマン始めました

!!激しくこき下ろしてます!!

201507231

ジョン・ファブローといえば、「アイアンマン」。


そして忘れてる人ばかりだが、「カウボーイ&エイリアン」。
この映画を知っていると、本作の見どころは変わる。

ファブローはホフマン演じるオーナーに言われるままにやったら、批評家にケチョンケチョンにこき下ろされた、などと、まさしく「カウボーイ&エイリアン」の不出来を逆ギレしている。ホフマンもその大御所Pの監督作の大駄作とされるアレに出ているもんだから、この二人のやり取りは確信犯である。

たとえそうでなくとも、このやり取りはかなり不快。いや別に大御所を擁護しているわけではないが。

「アイアンマン3」を断ったのか、逆なのか、まあ、それはどうでもいいとして、本作、やっぱり「アイアンマン」な映画。

ファブロー演じる主人公はSNSがうまく使えないが、ガキはうまく使える。コンピュータやモバイルとの親子関係は「リアル・スティール」などでもあるが、

「オレの友達すげえだろ?」

な若干鼻につくキャスティング自慢に我慢は出来るが、挫折からの奮起など、とっても適当。本来持っている能力以外でがんばったのは、トラックの掃除だけという。そのトラックも、ダウニーが用意したくせになぜか汚い、という。「オレ、努力してるぜえ」がやりたいだけの適当設定に感じる。

とにかく自分、自分。自分こそがヒーロー。だから友達も子供も元妻もついてくる。まるで「カウボーイ&エイリアン」の失態はオレのせいじゃないよ、と心の声が聞こえてくるほど声高。

最後に「アイアンマン(鉄板男)になりました。」というオチ。

一番面白かったのは、元妻。

バカ感とセレブ感と尻軽感といいママ感とそして縁の下の力持ち感。この元妻がいてこそ、この映画の終始自己主張、自己弁護の気持ち悪さ感を笑って過ごせる。

追記

「オレは料理人だ。焦げたものは出さない!」

ファブローは息子にこう諭す。ファブローの次回作に期待してみますか(本作ほめろって?)

追記2


全体的に声高なうえ、音楽までも、うるさすぎる。

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「アンダー・ザ・スキン 種の捕食」 人間って。。。_| ̄|○(はあ、ため息)

「アンダー・ザ・スキン 種の捕食」
劇場公開2014年10月4日

201507215


!!非情のネタバレです!!




はっきり言って、地球外生命体とか、侵略者とか、いきなりポスターでネタバレしているが、そこでまず興はそがれる。おそらくは、映像表現やセリフが極端にないからの、観客への配慮なんだろうけど、申し訳ないが、そこまでしてもらう必要は全くない。

一切の情報を得ずしてみても、ほぼ理解できるはずだ。

「アンダー・ザ・スキン」

タイトルから感じられることは、

「中身」

ということだが、まさしくそういう映画だった。

最初の神秘的な映像から、「2001年宇宙の旅」という人がいるようだが、不穏な音の使い方と、その色遣いはむしろ、70年代のイタリアのオカルトムービーの雰囲気に近い。(「サスペリア」とかではない方)

実際、全編にわたって、映像は美しい風景を美しい画像ではなく、70年代風の粗い画像で展開する。また、劇中現在が舞台、と説明があるが、登場人物並びに、衣装、髪型は、スコットランドの田舎風景というより、意図的に70年代風に統一しているようにも見える。

スカーレット・ヨハンソン演じる主人公は、バイタな格好で、プルンプルンの唇を強調し、夜な夜な男漁りにバンに乗って出かける。ひっかけるのは、一人でいる男だ。複数は相手できない、というシーンもあり、そこは笑える。

ひっかかった男は文字通り、底なし沼に取り込まれる。このシーンの男の表情がとってもよく、
ああ、まあいいか、みたいな朦朧とした顔をして沈んでいく。

ここから皮をプルンと剥かれる。

直接的な絵は、剥かれた後の皮だけだが、ぐちゃぐちゃなミンチ状態のものが、加工工場へ送り込まれる、というシーンがある。単発で見るとそうでもないが、想像力を働かせると、とってもグロテスクな行為が行われていることがわかり、かなり怖い。

そんな仕事を繰り返す主人公だが、あるとき、顔面病気のブッサイク青年を図らずともひっかける。しかし、当然のように、主人公は顔面病気青年に対し、全く普通の青年のように扱う。

そりゃそうだ。グチグチのミンチにすれば、「中身」がほしいだけなんだから。

ところが、同情心か、それとも
「やっぱブサイク劣性遺伝子じゃん、こんなの食えねえよ」と思ったのか、こいつを逃がしてしまう。

まあ、ヤツにしてみれば、同情するなら、ミンチにして、っていうのが現実だろうが、さすがエイリアン、人間の気持ちが分かっていないのが素晴らしい。

それを境に主人公は「人間の女性」ばかり見るようになるのだ。自分は男をひっかけるための外見として、最高の外見の女性として活動しているが、その本質は何なのか、と。

人間の女性の、男をひっかける以外の行為として、ケーキを食うこと。そして、ひっかけて、ミンチにするのではなく、実際に男と「愛し合うこと」。

しかし、いずれも主人公の「中身」はそれに適応できる存在ではなかった。主人公の股には、それを受け入れる機能もない。

ところが、最終盤、股に対する自尊心、恥じらいが生まれていることが分かる。

ラスト、皮を脱いだ主人公は、あっけなく死んでいく。

まあ、正直、ありふれた内容で、地球外生命体が、人間になりたかったわけでも、セックスを知りたかったでもなく、

「人間って中身を見ずに、外見ばっかり観るのねえ」

からの

「人間ってセックスしか興味がないのねえ、さっさと工場に送ればよかった」

とエイリアンががっかりしながら死んでいく映画。

これをセリフなし、映像のみで語っているだけで、ほとんど深みはない。ただ、さっき言ったが、直接的な表現はないが、捕食の目的が相当怖い。70年代風イタリアオカルトの雰囲気と重なり、世界観はかなりSF。そこがとても面白い。

追記
一応触れなければならないのか?、ヨハンソンの裸について。

「キャプテン・アメリカ」が騙されたのか、「ルーシー」の時もそうだったが、モデル体型ではなかった。あるいは、子作り期だったのか、役作りだったのか。

まあ、どうでもよいけど。


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「悪の法則」 1時間たっぷり忠告されても、聞かんもんは聞かん

「悪の法則」
劇場公開日2013年11月15日

201507214



リドリー・スコット


世間でリドリー・スコットと言えば


5位・ブラックホークダウン
4位・ブレードランナー
3位・ディレクターズカット ブレードランナー最終版
2位・ブレードランナー ファイナルカット
1位・エイリアン
(あくまでしんざん調べ)

そこでオレは、というと、

5位・
ハンニバル
4位・グラディエーター
3位・ブラック・レイン
2位・エイリアン
1位・悪の法則

という偏屈っぷり。

というか、若干、おふざけではあるけど、しんざん調べの世間ランキングのほうはあながち間違いではないのではないだろうか。

あくまでオレ個人の話だが、本作でオレ的リドリー評価は、弟トニーに肩を並べた。

オープニング。灼熱の太陽、ウサギを追うチーター、ラテンのにおい、こりゃトニーの世界だ。「マイ・ボディガード」「リベンジ」「ドミノ」あたりのギラギラ映像。

ファスベンダーとクルスのシーツのシーンもトニーの「デイズ・オブ・サンダー」のラブシーンをちょっとだけ思い出す。しかし、その画は幸せなカップル、というより、ファスベンダーがその舌技でクルスをイカせる、という「オレ、イケてるぜえ」なファスベンダーを印象付ける。

おっとこ前1位から転落するも、ファスベンダーのかっこいい、いや、そのうえで、かっこつけた弁護士は、アンドロイドやセックス依存症よりはるかにハマっている。

誘われて関わった悪事。だが皆がやめておけ、という忠告を、最初の1時間、ありとあらゆる登場人物が主人公に警告するのだ。しかし、主人公はクールな対応でそれを無視する。

そして事件がおこる。なにがどうなったか、さっぱりわからないまま、裏切者として追われるのである。

そう、この映画、そんなことは一切説明する必要もなく、ただ組織に目をつけられたものは、否応なく、システム的に、ただ殺されるのみ、をじわじわと、一人ずつ、着実に、殺されていくさまを描いた映画。

目をつけられたのは、組織の不利益のとばっちりかもしれないが、動き出したものは止まらない。トップダウンは確実に組織の歯車を動かす。主人公の周りの人間はそのことを知ると、一人は関わっていないことを主張する。一人は素早く逃げる。

しかし、どうあがいても、結果は同じだ。

直接的なドンパチや殺人シーンもあるが、それはサービス精神、というか、(特に後者は演者のためっぽいが)それ以外はにおわす、におわす。ファスベンダーの顔色がどんどんやばいことになっていることに心底恐怖を感じる。

本作は、アメリカと中米、あるいは中東との関係、という見方もあるが、個人に落とすと、人は上へ、上へと向上心を持って、としても、いきなり訳も分からず、梯子を外される。

他人にどんなに1時間みっちり警告されようが、聞かないものは聞かない。ノリノリでことを決めたときは、忠告など聞くわけがない。

そう、ファスベンダー演じるカウンセラーは俺たちだ。いつなんどき、落とし穴があるか分からない。かといって、ノリノリなタイミングで起こした決意を否定など絶対にできないのだ。

なんて恐ろしい世の中だ。オレは舌技だけにしとこう。

追記
ほかの演者もハマっている。

キャメロン・ディアス。この役、黒幕感はあるが、特に深い意味はないように思う。そんなことより、指のジャランジャラン感と顔の下品感が最高。

ハビエル・バルデム。これまた成金感と小物感がとてもいい。

ブラッド・ピット。上記にも書いたが、見せ場もらってよかったね。

ペネロペ・クルス。オープニング、やらしい。ディアスとの唯一の共演シーンのおかげで清純ぽく見えるので、逆に、ああ。。。(涙

追記2

本作、俺みたいなのが見ると、怖え、けど超傑作!!と思うが、イケイケさんが見たらどう思うだろうか?

たぶん30分で寝てるだろうな。

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「ミュータント・タートルズ」 「ニンジャ」つけろや!

「ミュータント・(忍者)・タートルズ」


201507211


子供向けにしましょうということで、「ミュータント・タートルズ」。


まわりは、ティーンばかりである。そうそう、これこれ。男女と男男の絡みの映画に笑い疲れちゃった身にはこれがいい。(もちろん「フィフティ・・」と「フォックス・・」のことね!)

実際原作まったく知らないんだけど、観る前から、というか半年前からJuicy .J(以下くそ長いので、省略)の「SHELL SHOCKED」はヘビロテしてたので、亀はやっぱりBROなカメなんだなと。RIPのカヴァーもかっこいいよね。

まあ、カメは黒いほうがいい。が、よく見ると、クロいだけでなく、グロい。。そして大きい。なるほど一人前でないから、色分けした皮でアタマを隠すってね。なるほど、なるほど!確かに「TEENAGE」で「MUTANT」な「BRO」。ミーガン・フォックスを前にし、後ろにそびえたつ姿はもうドキドキである。



・・・・「おまえ、またそのノリかよ」





という声が聞こえてくるな、すまん。たぶんこの一連の流れはこれで終わりだ。すべては「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」のせいってことで。


ちょっと気になったんだけど、なんで邦題は「ニンジャ」嫌うのかね。前回の実写版も「ニンジャ」嫌ってたような。ニンジャがこけたのは、芸能界のトラウマだろうが、オレはニンジャ好きよ。


というか、ここまで、「カタナ」「ホゴシャ(なんつうボキャブラリー)」ていうんなら、ニンジャつけろや!



アクションはベイ味なので、縦アクションは堪能できる。ラストの定番、安心安全クオリティの「落っこちアクション」もいいが、みんなの言うとおり、やはり最大の見どころは「雪山下り」だろう。
これをてんこ盛りとか、ラーメン〇郎に例えるんじゃなくて!こういうのは「のっけてのっけて」というのとは違うの!


「バッカじゃねえの()←これ重要」を表現できることのセンスの素晴らしさを、そしてそのむずかしさを知らないといけない。

201507213



とにかく、雪、車、亀の甲羅、など質感が素晴らしい。まあ、もうちょい言うと、「カメらしい」アクションもほしかったかなあ、と。まあ、どうでもいいけど。

カメはオレンジの奴がかわいいね。漫画「みどりの星」にでてくるカエルみたいだ。みんなかわいかったよ、ちゃんとキャラ立ってる。あと罰とか、卓球とか、編み物(笑)。そりゃ、罰だ。


ぐへへ、かわいい
201507212


追記

若干、話が難しくないか?と思ったが、これいちげんさんお断り、ぽいよね、そんだけ原作有名ってことか。


追記
2

そうそう、あちらは「赤」でなく、「青」がリーダーなんだね。



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「her 世界でひとつの彼女」 満員電車で立ったままゲームとかするのやめれや

「her 世界でひとつの彼女」
劇場公開日2014年6月28日
20150722

コンピュータに恋をする、とかは全く新しいものではなく、むしろ、満員電車で、命の危険を顧みず、右手にスマホ、左手に〇〇、な気持ち悪い現実を毎日見せつけられているだけに、

「いやいや、近未来違うでしょ?」

という前提から先ず臨むことになる本作の鑑賞。

世間の観方に逆らったわけではないが、吹き替えで鑑賞。まあ、あとで、原語で鑑賞しなおしたのだが、吹き替えの素晴らしさにかなりびっくりした。ヨハンソンのほうは、人間味、という狙いとは別に、ただ吹き替えのほうが人間味かつ機械的音声らしさのちょうどど真ん中に決まってたという印象が強い。本作の吹き替え版の本気度をここに見た。

さて、セオドアだが、彼の職業が代筆、ということから、書く言葉は人の心を打つモノだが、面と向かっては、うまく言葉が出ない、というコミュ障、という定番なキャラクターかと思えば、そうでもないように見える。

一方、近未来という設定と、彼の身近な人物が、彼のOSとの恋、そのはしゃぎっぷりが、き〇〇〇に周りからは見えていない。

そう、実は周りもみんな同じなのだ。

実際、電車の中にもいますが
201507281

唯一違うのは、別れた妻。別れた妻がどうも悪役のような、身勝手な見え方だが、そうではない。

彼女のみがいわゆる、「まとも」で、その他がみんなコミュ障、という。

そりゃ、こういう顔をするわ
201507282

この物語は表面的には、OSに恋した男の悲喜劇に見えるかもしれないが、
そうではなくて、別れた妻とのコミュニケーションの回復に結び付ける物語。OSが彼の成功の一手伝いとか、女友達とのぬるい締めとか、全体的に甘ったるいのだが、それはあくまで映画的なイベントであって、本筋ではない。

しかし、OSが急に消えたなら、利用者の数からして、もっと世間がパニックになったりするはずなんだが、そういう描写はないのは、まあ、映画のセオドア個人まわりの生活圏内のお話という世界観を崩したくないからなのだろうが、このOSの存在がやや中途半端な印象があるにはある。

まあ、そこはたとえヨハンソンの人間的な声を使ったとしても、「本当の意味」で、OSにリアリティを持たせたくない、ということなのだろう。

100%自分のことを理解してくれている存在が消えてしまったとき、セオドアは気づく。

ラスト、セオドアは誰かの言葉ではなく、代筆ではなく、自分のことばで、別れた妻キャサリンへ、謝罪と愛の言葉を送るのだ。

「大人」としてのコミュニケーション回復。

この映画のキモはここにある。

追記

ぎゅうぎゅうの満員電車でスマホが使えなかったらどうする?決まっているよね、みんな、周りにぶつからない様、迷惑をかけないよう、足元や荷物周りを気にするよね。本作はそういうことも教えてくれている。

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