しんざんの、みんな仲良し映画評!!

ほんとうは仲良しとは程遠い、あまのじゃくな映画評、映画批評、映画評論ブログ 全部ネタバレ。またあまのじゃくゆえ、人によってはまったく受け付けないものもあるよ。もちろん、こっそりオススメもあるよ。

「オンリー・ゴッド」 パイプカット

「オンリー・ゴッド」
劇場公開日2014年1月25日
201507223

「何だこれ?」という感想が大部分を占めていて、オレが「ナニコレ」の状態。


「笑っちゃうぐらい変な映画」って?笑っちゃう、はいいけど、全然変な映画じゃあないと思うけど。

本作は

東洋の神秘に必要以上に傾倒してみちゃった(みちゃった、のニュアンスが重要!)レフン監督が、マザコンで、不能な主人公と、彼も含めて、超卑怯で臆病な白人の侵略を、北野武がバッサバッサ切り捨てる映画。

とにかく白人グループが、徹底的に、バカで卑怯で下劣で臆病に描かれている。

ゴズリング扮するジュリアンもあれだ、ママンへの言い訳づくりで武とタイマンするんだけど、当たり前のように返り討ち。そのあとのジュリアンが武の家を強襲するんだけど、その時の彼の行動がまた、またセコい、精神的に卑怯。

この主人公はとにかく揺らぎまくってんだよね。

ママンが神、とか何とかいう前に、ママンのせいで不能にとか、いやいや、こいつがカスなだけだって。自分がかわいいだけなんだって。

どんだけスター、ゴズリングに肩入れしてるっちゅうねん。

一方の、武は徹底して、揺るがない。彼のカラオケは鎮魂、とか何とかいう前に、「俺の歌を聴けや」という普段の彼のまんまであることに注目したい。


ラスト、ジュリアンがじっと手をみる。
要は自分の〇〇〇だ。

これどうしようかなー、と思ってて、役に勃たないのがわかったところ、パイプカットしてくれる人(これをある意味「神」とも言える)が現れたので、身内を欺き、見事パイプカットできました、というお話でもある。

201507224

めっちゃくちゃ面白い!

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「ウォールフラワー」 We Can Be Heroes Just For One Day

本作の原題は「The Perks of Being a Wallflower]

「壁の花(誰にも気づかれない、ぼっち)でいることの特典」


この「特典」とは何だろうか。

201507221

劇場公開日2013年11月22日

本作の3人の主人公はみな少し「外れている」が、それで自分は「はみ出し者」、とはとんだ自己中心的な人間ばかり。


チャーリー、というのは、作者自身の投影なのだろうか、気持ち悪い。答えをわかっていても、ノートに書き込み、したり顔でいて、挙手をしないなんて、こりゃあ、気持ち悪い。そりゃ、隣の子に気持ち悪がられるって。

この彼が、異母兄妹と出会うのだが、まあ、

「あまーーーーーい」

リアルのかけらもない、ストーリーが始まっていく。

最初のダンスシーンで、もう俺の観る映画ではないと。こんな友達ほしかったかい?こんな人間いないよ。というか、こんな主人公もいないよ。

この「特典」とは、「ぼっち」だからこそ見えるもの。それをはぐくめ、みたいな感じで、どうもセラピーくさい解釈だが、そんな感じだろう。

ただ、それは「ぼっち」じゃなくても、見えるもの。とりあえず、今を、今日を生きましょう。それこそが、リアルな特典。そしたら、こんな映画観なくて済む。


追記

ここまで書いて、ボウイのこの「Heroes」の歌詞、「We Can Be Heroes Just For One Day」「刹那的に1日だけヒーローになれる」とばかり思っていたが、その1日だけを一生懸命に生きろ、その1日とは、今日であり、明日であり、毎日のことなのだ。

つまり、一生懸命毎日を生きることで初めて、ヒーローになれるのだ、


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「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」 当時のファッションを、最高のキャストで楽しめる映画

野良犬のような面構えのベネディクト・カンバーバッチ。

「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」

20150714


小学生の夏休み日記のようなタイトルだが、副題以外は原題通り。

本作、まったく予備知識なく観たのだが、ドイツの暗号「エニグマ」の解読サスペンスかと思えばさにあらず。

マシュー・グード、チャールズ・ダンス、そしてむんむんマーク・ストロング、というダンディズムトリオに女性が、野良犬そっちのけでクラクラする映画。

チャールズ・ダンスの軍服に、マシュー・グードのジレ、マーク・ストロングのロングポイントカラーに男でも夢中になって見入ってしまう。

ほら、すげーーかっちょええ!!
201507145

これも、すげーーかっちょええ!!

201507144
そして、とどめですね
201507147

「ドミノ」「私を離さないで」で、ごひいきキーラ・ナイトレイもさすがに今回は影が薄い。面構えは狂犬で素晴らしいのだが。

いや、めちゃくちゃ衣装もカワイイ!!
201507142


201507143

だが、本作、野良犬演じる主人公が実は、〇〇ということが少年時代の回想で判明してくると、とたんに物足りなさが押し寄せてくる。

要は、ダンディハウストリオがちっとも、野良犬とまぐ、じゃなかった、絡まないのである。

ダンスと口論になるときも、ストロングに頼るときも、全然っぽくないのである。

唯一、エニグマの解読に成功し、グードとのねっとり見つめあいがあるだけである。

カンバーバッチ主演、ということで、女子が見に来ることはある程度想定内、というか、そこからの「商業映画」であるはず。ダンディトリオというサプライズがおまけについているのだから、もっと女子を楽しませないと。

ブリティッシュ・スーパー・ダンディトリオ(しつこい?)をそこまで用意できてるのに、サービス精神が足らない、ということ。

また、本筋としての暗号解読のサスペンスも薄いし、予算不足か、戦火のシーンもしょぼい。ラブ・ストーリー要素も薄いし、主人公の描写も、〇〇だとか、天才だとか、変人だとか、いろいろあるけど、どれも中途半端。

少年時代、戦時中、戦後、と時系が飛ぶのだが、いちいち流れをぶった切って、緊張をそぐことも多い。

The Imitation Game

彼の人生は、うそをつき通す人生。彼の仕事はもちろん、その性癖もそうだ。でもその苦悩が、特に後者、やはり足らない。

追記

みなさんには、全く関係ないことだが、オレにその気はない。悪しからず。



追記2

中途半端って言ったけど、当時のファッションを、最高のキャストで楽しめる映画として、猛プッシュするよ!

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「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」 「バードマン」ってつけると、釣れるわw

ちょっとめんどくさいけど、本作は、役者(映画スターも舞台役者も)も、劇作家も、映画も舞台も、そして批評家も滑稽で、でも愛らしい。でもクソなのは、これをあんなCMで売り出すことの、そしてそんな「レッテル」を貼られた映画を「期待して見に行く」君たち(俺)なんだぜ?という観客への強烈なパンチを繰り出す。

アホみたいな長回しで、君たちはどうレッテル貼るのか?ほらほら、ぞろぞろ出てきたねえ!

「衝撃!斬新!奇跡!!」

監督はニヤニヤしながら作ったことだろう。

CMだって、派手なシーンばっかりの寄せ集めで、君たちは何を期待して見に行ったのか。

「ナニコレ、ちがーう、オモシロクナーイ」

配給会社はニヤニヤしながら作ったことだろう。

CMのアクションシーンやパンツシーンなど派手なシーンは、本編でも、強烈に観客を皮肉っている。

ヘリが撃墜されたら、ウヒョー!!、舞台でその場限りのハプニングに出会えたら、イッヒー!!


201507126


こんな観客に振り回されるショービズ界は大変である。


ショービズ界の哀れで滑稽なすべての関係者(舞台劇の批評家すら)を愛おしく描いた、まさしく内輪の映画。
アカデミー賞は内輪の賞である。故に本作が獲ることに何ら問題はない。

痛烈に皮肉るは、君たち(俺)観客。

やたらヒーロー映画から落ちぶれた、とかを意識しがちだけど、この映画、役者がヒーロー映画に出ること自体に否定もしていない。ただ役者って、現実と妄想を行き来し、いやいやオレ、もっとできるよ、って落としどころがおそらく普通の人種より難しい存在なのかもしれない。

本作は、作り手は「自分たちはそんな滑稽な人種なんだよ」というコメディ映画に徹している。

追記

「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」

201507125



「バードマン」・・・

「『バードマン』ってつけると、釣れるわw」

「あるいは」・・・

それでも作り手は期待する。

「釣られずに観て楽しんでくれる観客の存在を

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「セッション」 原題だと「フォックスキャッチャー」と間違えるから「セッション」にしたのだろうか

いや、すまん。

期待した人はいないだろうが、さすがにあっち方面のネタに飽きてきた。というか。
(「フォックスキャッチャー」レビュー参照してください)


「セッション」


201507123


ギターソロより、ドラムソロに憧れた青年。

とはオレのことだが、女にもてたいくせに、ドラムを選ぶという、しょぼいガキだったオレは、さんざんストイックに、「叩け、叩け、叩け」のモノを聞いてきた、観てきただけあって、演奏シーンに特に深い思いはない。ドラムソロはストイックな絵になり易いし。

そう、観るべきは、ハゲとガキのエゴとエゴの「鞭の打ち合い」(原題 Whiplash)。

ハゲはチームのことなんざ、考えちゃいねえ。「オレの音」「オレのリズム」そこからの唯一無比のミュージシャンを生むことしかない。チャーリー・パーカー出さずとも、世に言うトップ・ミュージシャンは少なからずそのように生まれたことも多かろう。

だが、その思いすら本当かどうか分からない。教え子が自殺した、という知らせに涙するする姿も、「オレの音を忠実に再現できるやつが死んだ」と悲しんだだけかもしれない。

でも音楽ファンからすると、その悲しみ方って実は間違いではないんだよね。だから、このハゲのやっていることは、それでも「分からなくはないエゴ」なのだ。

ガキのほうは青いだけに、プライベートのバランスが取れなくなるが、つまるは、「悔しい」と「オレはトップになる」の「若さゆえの正しいエゴ」でそれに反発する。また途中のキレ芸があったのが、大きいよね。あれもまたある意味「『正しい』もう一方の青臭いエゴ」。楽譜の件は言うに及ばず。

追記

ハゲがクライマックス、コロッと表情を変えるのだが、それも虚か実か、結局分からない。

分からないからこそ、キュン、とくるのである。


噂の壁ドン♡
201507124



追記2
うおっ、こう書くとまたあっち方面になるじゃないか。今年はこの路線でレビューするのか。

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