しんざんの、みんな仲良し映画評!!

ほんとうは仲良しとは程遠い、あまのじゃくな映画評、映画批評、映画評論ブログ 全部ネタバレ。またあまのじゃくゆえ、人によってはまったく受け付けないものもあるよ。もちろん、こっそりオススメもあるよ。

「エクソダス:神と王」 ラムセスLOVE <3

「エクソダス:神と王」
劇場公開日1月30日

201507193




本作、その後がさらにその民族にとって苦難の道が続くため、決してカタルシスは生まれない。
そこを踏まえて、どう楽しむか、が本作の見どころ、となる。

以下、その本作の注目点。

・リドリー・スコット

まずは何はともあれ、超傑作「悪の法則」の次の作品である。とはいってもリドリー・スコットである。そこは過剰な期待はやはり持つことはなく。

・神様

前々作「プロメテウス」で神をエイリアンバスターするというびっくり設定があさってすぎて、スベッてしまったが、再度神を描いた本作。

「お前らの神が!」

というセリフがあるが、確かにその部分だけをピックするととっても問題ある発言だが、本作、宗教色は極めて薄い。今度は駄々っ子、というある意味、とっても分かりやすい姿で登場。ただし、モーセ自身の子供と、駄々っ子との対比、というようなところまで突っ込んでいないので、駄々っ子ぷりにモーセがただ、ただ振り回されるのである。

・ラムセス
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かわいい
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この駄々っ子に、エジプトの王であり、「神」でもあるラムセスがイジられる。ラムセスにしてみれば、先代の意志を継いでいるだけである。まあ、ちょっと気負ってはいるかもしれないが、積年の恨みを晴らすためのからの攻撃を気丈に耐え忍ぶ。その姿がとてもかわいいのである。

ほら、そんなに泣くから、アイシャドウが。。

演じるエドガートン、ハッキリ言って、クリスチャン・ベイルを食ってる。最高である。

・「奇跡」

極めて現実的に起こりうる描写になっており、実際、笑える会話もここではあるのだが、絵的にあんまりおもしろくない一方、「海」のほうは、期待したあの絵でないかつ、別の意味で非現実すぎて、これまた興ざめ。

ほかの映像についても、特に騎馬戦などもっとド迫力が出てもいいもんなんだが、どうも迫力不足。軽いんだよねえ、どうにも。

「プロメテウス」ぐらい豪快にハッタリをかませばいいものを。しかしアクション・センスとか、ダイナミズムとか、このへんはリドリーには求めていないので、まあ、いいか。

・最後に

バッキンバッキンのCG、頑張りましたねえ、とは思うが、それがリドリースコットのなせる業、とは全く思っていない。だから今回もそんなんどうでもいいから、駄々っ子とラムセスで楽しんだ、というリドリーファンからすると、今回も映画ファン失格なレビューですまないねえ。

追記

化ける割にベイルは結構、共演者に食われる印象があるなあ。「アメリカン・ハッスル」ではクーパーに、「ターミネーター4」は言わずもがな、主演のヒーローものではことごとく、「ファーナス」は、これは、まあ、気にしなくていいか。

かっこいい
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映画はアレだったけど、かっこいい
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役者魂!かっこいい
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いや、どうでしょう
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でも今回は
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こいつの勝ち!!
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「オール・ユー・ニード・イズ・キル」 「LOVE」と「KILL」が同義

劇場公開日 2014年7月4日

注 : 本文、本作のネタバレはもちろん、「オブリビオン」のネタバレがあるよ

20150715


「ALL YOU NEED IS KILL」

とは、主人公ケイジに対して、

「お前のやることはただ一つ、敵を殲滅することだ」

という意味かと、ずーっと思ってたら、ケイジがリタに対して、

「お願い、とにかく殺して<3」

という意味でもあるんだなあ、と結構感動。

この映画では、「LOVE」と「KILL」が同義なのだ。

このニュアンスがあちらには伝わらないのか、「KILL」がマズいのか、原題はちょっと意味の分かりにくいものになり、それは残念。

前作「オブリビオン」は宇宙人にとっても愛されている、すなわち自己愛に満ちた映画だったが、個体自体がそれぞれ違うことに、ラストの批判を受けたか、本作は、前作に満ち溢れていた「自己愛」は変わらないが、人格は同じという(笑)、アンチ・オブリビオン、というか、別バージョンというか、反省を踏まえたというか、よくもまあ、こんな狙いすましたような本を引っ張ってきたもんだ。

まわりまわってまたもや宇宙人に愛されてるトム。まずはそこに加点。常に自分とファンのことを考えてるトム・クルーズ、という俺の彼への印象はさらに強くなった。

本当に素晴らしい「スター」だ。

トムのヘタレ演技は超傑作「宇宙戦争」などでおなじみなので、そこには触れない。むしろもっと若いころからの定番。

タイム・リープものとして、最も気にかかる点として、1,2回目をいかに新鮮に、衝撃的に、その後はいかに上手く省略できるか、が勝負。本作、その点よくできてる。

またタイムリープものって、同じシーンを違う演技で、って場面が多くなるのだが、そのおかげで今回トムの面白演技が堪能できる。

中盤、トムの視点から、リタの視点に俺らは移り、この場面は何回目かなんだろうか、ということは、今回もまたダメなのかもしれない、というリタの不安がこちらに乗っかってくる緊迫した場面もいい。

そのサスペンスがあるのに、終盤へのサプライズに紐づいてはないのはちょっと残念だけどね。

また輸血の設定は、「これで後がない」のはずなんだけど、まあ、逆に後がない分、「絶対死なないわけ」で、その後のテンションに悲壮感はないかな

まあ、そこは「トム」だから、まったく問題ない。

あ、そうそう、俺はゲームをしないので、「リセット」は強くなるための設定ではなく、リタとLOVEするのをあきらめない、という意思とみてる。あんな「汗ばんだ、しなやかなタンクトップ姿の女性」を見たのだ。生き返れるんだから、
むしろ、その手で何度も殺して!

このシーンが何度も観れるのなら、トムにはいくらでも死んで欲しいし、トムも何度だって死んで彼女を救おうと思う
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ラスト、トムが、ってことは敵も?と思ったけど、あの必殺の満面のニヤケで締めくくられては、そんな突込みは野暮で、こちらはまったくの文句はないのだ。エンドクレジットで「LOVE ME AGAIN」がかかって、その歌詞、曲調のコミカルな必死感が、主人公ケイジの心情がうまく表していて、俺もニヤケ。



久々に面白爽快な終わり方を味わった。

追記1
エイリアンが「アライッペ」に似てる、とかしょうもないこと思ったり、スーツ、戦争アクションは全然印象が残ってないな
201507152


追記2
全然関係ないが、「渇き。」の上映禁止なLOVEではなく、この映画のように、大人の女性とLOVEしたいがために命を懸け、駆けずり回る映画にお客さんがたくさん入ることを祈る。

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