野良犬のような面構えのベネディクト・カンバーバッチ。

「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」

20150714


小学生の夏休み日記のようなタイトルだが、副題以外は原題通り。

本作、まったく予備知識なく観たのだが、ドイツの暗号「エニグマ」の解読サスペンスかと思えばさにあらず。

マシュー・グード、チャールズ・ダンス、そしてむんむんマーク・ストロング、というダンディズムトリオに女性が、野良犬そっちのけでクラクラする映画。

チャールズ・ダンスの軍服に、マシュー・グードのジレ、マーク・ストロングのロングポイントカラーに男でも夢中になって見入ってしまう。

ほら、すげーーかっちょええ!!
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これも、すげーーかっちょええ!!

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そして、とどめですね
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「ドミノ」「私を離さないで」で、ごひいきキーラ・ナイトレイもさすがに今回は影が薄い。面構えは狂犬で素晴らしいのだが。

いや、めちゃくちゃ衣装もカワイイ!!
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だが、本作、野良犬演じる主人公が実は、〇〇ということが少年時代の回想で判明してくると、とたんに物足りなさが押し寄せてくる。

要は、ダンディハウストリオがちっとも、野良犬とまぐ、じゃなかった、絡まないのである。

ダンスと口論になるときも、ストロングに頼るときも、全然っぽくないのである。

唯一、エニグマの解読に成功し、グードとのねっとり見つめあいがあるだけである。

カンバーバッチ主演、ということで、女子が見に来ることはある程度想定内、というか、そこからの「商業映画」であるはず。ダンディトリオというサプライズがおまけについているのだから、もっと女子を楽しませないと。

ブリティッシュ・スーパー・ダンディトリオ(しつこい?)をそこまで用意できてるのに、サービス精神が足らない、ということ。

また、本筋としての暗号解読のサスペンスも薄いし、予算不足か、戦火のシーンもしょぼい。ラブ・ストーリー要素も薄いし、主人公の描写も、〇〇だとか、天才だとか、変人だとか、いろいろあるけど、どれも中途半端。

少年時代、戦時中、戦後、と時系が飛ぶのだが、いちいち流れをぶった切って、緊張をそぐことも多い。

The Imitation Game

彼の人生は、うそをつき通す人生。彼の仕事はもちろん、その性癖もそうだ。でもその苦悩が、特に後者、やはり足らない。

追記

みなさんには、全く関係ないことだが、オレにその気はない。悪しからず。



追記2

中途半端って言ったけど、当時のファッションを、最高のキャストで楽しめる映画として、猛プッシュするよ!

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