「ぼくのエリ 200歳の少女」
劇場公開日2010年7月10日

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いやね、気にはなってたんだけど、この邦題じゃないですか、ちょっと手を出せませんでした。「ぼくのエリ」ですよ、勘弁してほしい。まあ、ふと座頭市THE LASTと一緒にDVDレンタルしたんですが、(鑑賞時当時)

これ面白いわ。

もうたくさん色んな人が書いているし、オレも特別なことはほとんど書けねえんだけど、この話はオスカーの成長物語では決して無い。
幼いまま、過酷な運命
につかまってしまった(すすんだ、じゃなく)鼻タレ坊主のお話。
ラストのエリの口は笑っているが、フレーム割れしてて、目だけが強いまなざしをしていることから、結果的には、エリのねらいどおりのお話。果たしてあの鼻タレがエリの役に立つかはさて置いて。
(役に立てそうな描写が全く無いところが逆にすごい)

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はい、役に立てません!
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またエリも数百年も生きといて、見た目は12歳だが、所かまわず噛み付いたり、登ったりする悪癖を何とかしないとね。まあ、その辺はエリのハートも12歳ってことで不満は無い。だからこそオスカーを選んだともいえるし、そうじゃないと、はなしが~~

エリにやられたらやり返せを受けて、体を鍛え、いじめっ子を棒でぶん殴る、そのえらい満足げな顔がやけに幼児的で、残虐的。

シーンが変わるたびにオスカーの鼻をすするドアップが、オスカーの幼さを絶えず強調し、それが逆に彼のラスト以降の過酷な運命をより喚起させてくれ、なかなかしびれる。
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モザイクの件は、まあ騒いでも騒がなくてもどっちでも良い。そもそも少年少女の恋物語とはオレは全く思っていない。

オスカーがエリをおちょくりながら、家に引き入れる。エリは少女のようにむくれる。血がダラー。オスカー慌てる。血流れのエリをオスカーはエリを受け入れるとき、エリの顔がワンカット、おぞましい顔になる。上記のシーンと原題、なかなか凝ってますなあ。現実を直視しない、できない鼻タレへの警告かもね。

シーンは違いますが、この味はクロエさんには出せませんね
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クロエさん、ここでも血まみれアイドルです(リメイク「モールス」より)
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とはいっても鼻タレに警告しようにも鼻タレなんだからどうしようもなく、やはり運命に囚われた鼻タレの悲劇、ということか。面白い!

続編とかビギニングはやめてね。鼻タレだから良いのです。

オスカーにとって、人生が決まってしまった瞬間。。。(涙)
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