スター・ウォーズ フォースの覚醒
劇場公開日 2015年12月18日
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!!気持ち的にいつもよりかは、ネタバレはしていないつもりですが、やはり鑑賞してから見てください!!





祭り度からいうと、EP1のほうがオレ自身はあった。まあ、それはオレの加齢によるものもあるが、それよりも、やっぱり映画のチケットは、並んでなんぼ、のほうが祭りになる。



「スター・ウォーズ フォースの覚醒」



一言でいうと、

「ディズニーでスターウォーズ、始めました」

というまんま、ものの見事にそういう映画になっているところがすごい。それは面白い、つまらない、でなく、雑っぽさも含め、男子の映画のフォーマットに女子も引き込むというきっちりと狙いを絞った作品になったなあ、と。

ただ、問題は昔より、おたく女子が増えた、という点。

本作のファミリー向け、男子向け、おっさん向け、それは当たり前で、プラス新味は、ラノベ風青春ものをオタク女子がどうとらえたか、そこが重要。だがオタク女子は、旧3部作の世界観を好んでいるのであって、今更、ラノベ風もねえ、と若干そのテイストは古臭く思えた。

だが、意外とテーマは統一されている。いずれの若者も今回は「仮面」についての話だ。

カイロ・レン。
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あの風貌は、なるほど、そういう奴だったからか、と十分に納得のいく「ベイダーに憧れた、お手製っぽい、安っぽい仮面」の理由安っぽい「仮面」で自分を隠し、ひたすら「光」におびえ「闇」にこもる。
(そう見ると、あのライトセーバーも実用よりも、「無駄に装飾な」デザインといえる)

いわゆる「Prince of Darkness」だが、それも現代だと、さらに今のディズニーの手にかかるだと、ああなるのだな、と。

あの仮面がマジであれをかっこいいと考えていたのなら、どうしようかと思ってた。よかった、よかった。「スパイダーマン」の最初のマスクみたい、と考えると、次はもっと「強い」デザインを用意しているかもしれない。

フィンについては、うまいねえ。個性のない、ただただ一兵士としてのトルーパーという「仮面」と黒人の「何も考えることなく働かせられる奴隷」感を想起させ、かつ現代風の立ち回りを演じる。
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しかし、フィンの扱いで最も感心したのは、「保険」の打ち方。
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「トルーパー」に人間味を持たせた、という新味が、おちゃらけ担当の戦犯ジャージャーのような不評を得たならば、そのまま起こさなければいいわけで、以後の評価でいつこいつを起こすか(笑)。なかなかしたたかじゃねえか。

主人公レイ。

登場時、彼女も覆面をしている。(このせいで俺はカイロ・レンは実の姉だと想像してしまった)それを脱ぐと、顎回りに、孤独に耐えてきた性格が見え、こちらも待っても仕方がないとわかっていても、飛び出したいくせに、殻という「仮面」にこもってしまう。目がいいが、それよりもとにかく「硬いものを食べてきた、孤独に耐えてきた」「顎の短さ」が我慢強さ、力強さと幼さ、未熟さの両方を見事に表している。
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その彼女が窮地にその「仮面」をはがし、「その力」を「覚醒」する。かわいいじゃねえか。

一方、ハン・ソロ(とチューイ)だけはいつだってハン・ソロのままだなあ、と感心してみてた。

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すごい、同じ顔(口元)だ!!
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だが、やはり「父親」。「父親の顔」が「覗く」ことで、嗚呼、ハン・ソロ。

若者に限らず、本作は「仮面」を取ってみる話なのだな。

この処理もうまいと思う。そして明らかに、旧3部作への決別。

キャラクターでいうとR2D2の決定的な欠点である逃亡時のどんくささを、超カワエエスピード感で回避するBB8。表情もカワエエ。

こういう全速力、観たかったんだよなあ(嬉)
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はい、グッズ買いました

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スターウォーズ STAR WARS フォースの覚醒 リモートコントロール BB-8




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BB8とレイの掛け合いもよい。どんくさいのもう一人、C3POの出番が少なくて、ほんとよかった。

個人的には、お役御免でも構いません
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とまあ、キャラクター造形はかなり良い、と思った。

だが、物語運びはちょっとだるく、また次回にあまり大きな引きではないのが3部作の序章としては、ちょっと寂しい。もっとデカい釣り針を用意してほしかったか。

またライトセーバー戦もあれはしょうがないにしても、ちょっときつい。「プリクエル」のライトセーバー戦が十分アクションとして見どころがあったんだけど、本作で、フィンがセーバーを持って、トルーパーと戦ったり(しかも苦戦)と

「お前が!しかも一番最初に!使うなあああ」と。


本作で一番のがっかり。ギャグでもダメです。許しません。
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まあ、フィンが持たなくても、以降セーバーの使い手が彼らなら、ちょっとセーバー戦は期待できないか。

あと音楽。「プリクエル」のEP1、EP2がかなりいいものであったのだが、今回は印象に残らない。

追記

ミレニアム・ファルコンおよびXウィング、TIEファイター等、のドッグファイトはミニチュア感が出て、非常に「らしい」映像になっててよかったよ

追記2
第一回目は、吹き替え3Dで観ました。映像については、IMAXでまた堪能しようと思いますが、吹き替えについては、
レイについては、最初若干違和感がありましたが、だんだん気にならなくなった。吹き替えも全然問題ないと

ただし、オマージュ感や同じセリフを堪能するのは、字幕、といったところでしょうか。


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