ブリッジ・オブ・スパイ
劇場公開日 2016年1月8日

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!!ネタバレはしていませんが、正直、寂しい思いをしています。
なので、好きな人ごめんなさい!!








スピルバーグには、撮らなければいけない映画があるのだという。

それにあたる作品で真っ先に思い当たるであろう、「シンドラーのリスト」「プライベートライアン」、そして忘れてはならない「ミュンヘン」。

 

シンドラーのリスト【Blu-ray】 [ リーアム・ニーソン ]

プライベート・ライアン【Blu-ray】 [ トム・ハンクス ]



ミュンヘン [ エリック・バナ ]

この3作は、その意図をもって作られた、映画史上燦然と輝く傑作である。もちろん彼の傑作はそれだけではないが、この3作に共通して言えるのは、

「自分がどう見られるかは問題ではなく、世間と刺し違える覚悟で、自分で撮らないといけないという意志で作られた作品」といえるのではないだろうか。

だが、後期の、彼のその「撮らなければいけない」意思で作ったと思われる作品群は、「ほかに作る人がおらず、でも撮るべき歴史の物語」という、

「作品として残すことが重要」

という目的にすり替わっているように思う
。もっと簡単に言うと、

「現実問題、誰のためにもならない(お金にならない)映画」

そりゃあ、スピルバーグにしか撮れませんって。



「ブリッジ・オブ・スパイ」



「田舎の実家にある、子供のころ、おばあちゃんに買ってもらったカバーが豪華な辞典」

極論すると、「置いてあること」に意味があるもの。

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スピルバーグがこうなっちゃてるのは、加齢よりも、使命感が簡単に果たせる、チャレンジの意味がすり替わる環境にあると思われる。まあ、誰も文句は言えないし、誰にもこういう「お金にならない」映画をもう撮れないんだから、それ自体を目的になってしまうのも仕方がないのかもしれない。

 

リンカーン [ ダニエル・デイ=ルイス ]



こういう絵は本当にすごいんだけどね。
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そういう意味ではスピルバーグ、すごい!とはいえる。だが、結局そういう立場になっちゃたのかあ、と同時に寂しくもある。これを「円熟」とか「進化」とか言いたくはない。

映画自体のレビューとはちょっと違ってきているが、内容は全くそんな感じ。個人的には「ミュンヘン」のような、背中を刺されるような作品が恋しい。


 




追記

アカデミー初演男優賞ノミネートについて

本作のマーク・ライランスは役得と思います。

こんな表情したら、そりゃあ、まあ、ねえ。
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トム・ハンクスもおんなじ表情(笑)
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アカデミー賞の助演男優賞ノミネートは、ゴールデングローブよりも豪華になっていますが、ゴールデングローブ助演男優賞をとったシルヴェスター・スタローンがやはりオスカーを獲得するとみます。

生涯の「友人」ロッキーバルボアに感謝するスライ。泣ける



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