ヘイトフル・エイト
劇場公開日
2016年2月27日

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!!注意 ネタバレです!!




本作見てない人にはさっぱりだろうが、オレは「エクソシスト2」が大好きである。

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モリコーネと言えば、オレにとっては「エクソシスト2」であり、「オルカ」であり、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」であり、「アンタッチャブル」である。素晴らしい曲ばかりである。

 

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だからと言って、それらは、そういう映画で、そういう使われ方をするからこそ、印象に残るのであり、そうでなければ、違和感でしかない。

「オルカ」より





「ヘイトフル・エイト」






まずは、これは日本人として言わせてもらう。

「70mm、観れる環境がなければ、意味がないでしょう?」
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そして、めんどくさい映画バカとして言わせてもらおう。

「効果的な画が無くっちゃ、意味がないでしょう?」

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とにかく、「映画的お飾り」にしかやたら話題がいかないような、脚本が流出した影響か、ここに繰り広げられるものは、すべてタランティーノの、ムキになった面が出過ぎた「出さざるを得なくなった」かのような作品。

モリコーネの起用もその延長線にしか見えない。

序盤の「リーガンのテーマ」を全く意味がないところで使ったり、とオタク的な面には見事に外し、ワイドスクリーンを使った、奥行きのある裏の出来事の見せ方の陳腐さと大したできごとが起こっていないことにがっかり。

とにかくクールさを欠いている。

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登場人物もまるで、魅力の無いモノばかり。サミュエルはいつものサミュエル。ほかはもう全然ダメ。

特にラッセルがダメダメで、序盤の立ち位置や引っ張り方が小物にしか見えない。
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さらにジェイソン・リーは、まさしく「リーガン」そのもので、だったらあの時の「リーガンのテーマ」は使い方自体がおかしいじゃねえか、と。

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「リーガンのテーマ」エクソシスト2より


ストーリーもつまらなければ、出さなくていいミニーは登場させてしまうし、出なくていいアイツはクレジットで出してしまうという、あえての「破たん」の仕方も全然うまくいっていない。








追記

「The Hateful Eight」

憎しみに満ちた8人、という訳し方をしている人が多いようだが、そうではない。

「脚本流出されて、ムキになって、冷静さを欠いてしまった、(タラ自身の)憎しみ満載の(忌むべき)8作目」

という意味以外にないと思うがね。




「らしさ」は出てると思うけど、「裏切りの八悪人」はないなあ

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