しんざんの、みんな仲良し映画評!!

ほんとうは仲良しとは程遠い、あまのじゃくな映画評、映画批評、映画評論ブログ 全部ネタバレ。またあまのじゃくゆえ、人によってはまったく受け付けないものもあるよ。もちろん、こっそりオススメもあるよ。

アクション、とかそんな感じの

「ベイビー・ドライバー」ネタバレ 分かっちゃいたけど、もう無理!エドガー・ライト嫌いのおっさんは本作をこう見てしまった!(ああ、また見てしまったよ)

「ベイビー・ドライバー」
劇場公開日 2017年8月19日

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!!ファンの人、すいません、モウレツにけなしています!!


















エドガー・ライト監督


面白かった程度はそこそこの「ショーン・オブ・ザ・デッド」。

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他人のふんどしで相撲をとっただけの「ホットファズ」。

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音楽センスゼロの、ひとつも面白くない「スコット・ピルグリム」。

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ホモネタ2人主演の、ライトではない、別監督が撮った傑作「宇宙人ポール」。

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唯一の笑いどころのホモネタを封印した暴挙作「ワールズ・エンド」。

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ライト監督降板で俄然見る気になり、実際面白かった「アントマン」。

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世間の評価とは真反対に、この監督ほど、つまらない作品を作り続けているものもいない。どうみても、一部の評価につられ過ぎ。



おいおい、オレもほぼほぼ観ちゃっているじゃないか。




そんなエドガー・ライトがカーアクションを撮ったという。どうやら逃がし屋のドライバーのお話だという。






ああ、はいはい、今度はあの辺のふんどしを履くのか。


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「ベイビー・ドライバー」

















ビデオパス







オープニング。

いきなりリアリティゼロの銀行強盗からスタートする。主人公ベイビーのイヤホンの曲が劇伴となる。これが微妙に画面のアクションとずれてて、気持ち悪いし、やかましい。


エドガー・ライトは「スコット・ピルグリム」の時も思ったが、音楽センスはかなりひどいことをここで確信。


こんな出来損ないのミュージックビデオ。もう、どこが斬新なのか。

どうかしている。




序盤のカーアクションも車のCMどまり。まったく勘弁してよ。



テレビの音や手話がBGMとリンクしているのかと思えば、途中でまったく関係なくなるし、いちいちイライラさせる。



もう何がしたいのか。頭痛がひどくなる。



園子温の「TOKYO TRIBE」のほうがよっぽど、ノリがイイ、というお粗末さ。

全編、同じような曲調のモノを垂れ流し、クライマックスは、歌詞とは全くリンクしていない「ブライトン・ロック」というダサさ。アクションも全然三味線ギターとリンクしていない恥ずかしさ。

そのまえの銃撃戦もひどく退屈。

エドガー・ライトの趣味なのか、顔立ちが「スコット・ピルグリム」のマイケル・セラの系統で、これまた気持ち悪い。
まあ、それは置いておいても、主人公のキャラ設定がとにかくブレブレなのである。



そもそも耳鳴りの設定が大して意味をなしていない。



本作の唯一の良い点は、終始やかましいので、ポップコーンでなく、せんべいを持ち込んでも他の観客の迷惑にならないぐらいか。




ジェイミーFOXXXXXのダサイ恰好はまだちょっと笑ける。











追記

タランティーノと何が違うのかな、とちょっと考えてみた。パクリとかオマージュとかという意味では両者変わらないかもしれないが、他人のふんどしで相撲をとっている感がライトの方にあるのは、おそらく圧倒的にタランティーノのほうがたくさん映画を観ているからだろう。




 

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「アポカリプト」 ネタバレ メル・ギブソンはたぶん個人的にはいいやつだ 。

「アポカリプト」
劇場公開日 2007年6月9日

本記事は2012年2月25日に書いたものです。




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DV疑惑があろうが、差別発言があったりするが


「やっぱりそうなのか?」




と思わずにはいられない映画になっている。



現地人の容姿、乳はあってもエロはなし、時代劇、そして日本人にとってはなにより「パッション」の後。だいぶ割を食っている。


ビデオパス



かくいうオレも「ブレイブ・ハート」「パッション」どちらも好きな映画だが、「どじん」(失礼)の映画、ということでついおっくうになっていた。



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しかし裸でうろうろされていることさえ頭から無視していけば、まっすぐな逃亡劇アンド逆襲アクションが堪能できる。

ギブソン監督はグロの直接的な表現をよくするが、「パッション」といい、あえてグロが直接的な表現の似合う題材を映画にしてんじゃねえのか、と思えるほど今回のグロ表現も「必要不可欠」。

しかしギブソン監督のそのへんのヤツらと違うのは、「必要不可欠プラス映画的視覚効果」を心得ている点である。



いけにえになった男が首を切られ、その男の目の視点でカメラが動くシーンがある。

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ギブソン監督、頭がどうかしているぜ。





しかしその視覚効果はとんでもない恐怖を観客に与える。やりゃいいってもんじゃない、ってのが分かってらっしゃる。日本のグロ専監督とは一味もふた味も違う。

映画は後半の逆襲劇に転ずるまでの執拗なおっかけっこは正直長いし、単調といえば単調に見えるかもしれない。

しかし途中でジャガーに追っかけられてんのに、「連れているっ!」と勘違いされたり(このシーン、すごいよ。ジャガーは本物だそうだ、すげえ)、滝に飛び込んだら、普通追っ手は飛び込まず追ってこないのに、執念すさまじく滝に飛び込んじゃうし、飽きさせない。

映像もかなり多彩なアングルで逃亡劇を盛り上げてくれるし。

ここはオレの森だ~と高らかに宣言した直後に底なし沼にはまるのは、泥まみれになって主人公が、まさしくジャガーに変身するため、としておくところで、突っ込んではいけない。

そしてここからは一人だけの軍隊よろしく、森を味方に逆襲に転じる。

そして息子をぶっ殺された敵親父との地の利を生かした不意打ち(!)のあと、絶体絶命のとき、目の前に現れたのは・・・!!

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さすがメル・ギブソン監督。なんと自分に正直な男だ。



まあ、どっこにでもある話だし、いちいち穴の奥様の状況を挟んだりして逆にアクションの緊張感を削いでしまってるし、主人公の不死身っぷりは、いくらその容姿が人間離れしてても、ちょっと元気すぎるだろとか、たぶん雨降りすぎ、とか残念な点もある。

だけど、アクションを知り尽くした男が自分の撮りたいものを徹底的にそれのみをちゃんと収めたアクション映画だから、オレは満足した。

ちゃんとキリスト教も入っているし、あ、これはオレはどうでもいい。

あ~、トリアー監督もそういう意味では正直な人かもしれないが、あんまり想像したくはないな。

まあ、ギブソン監督にもついて行きたいとは思わないが。







 

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「ハクソー・リッジ」 ネタバレ やはりメル・ギブソンは裏切らない!ドメスティック・バイオレンス監督の待ちかねた10年ぶりの本作をおっさんはこう見た!!

「ハクソー・リッジ」
劇場公開日 2017年6月24日

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メル・ギブソン

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メル・ギブソンである!!

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変態監督という大変「名誉」な称号で、次々に傑作を生みだすしてきた漢。



ドメスティック・バイオレントな漢であるとともに、真摯なカトリックだという、最高の漢。



トモダチにはなりたくないが、男が、オレたちが憧れる存在。




彼の作品は常に彼の理想と、ぬぐい切れないドメスティック・バイオレントな本性が浮き彫りとなる。この本音と立間の表裏一体化した、あざとさとかわいさがにじみ出たスタイルが大好きだ。



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「アポカリプト」ネタバレ メル・ギブソンはたぶん個人的にはいいやつだ







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その彼が変態作「アポカリプト」から10年ぶりに新作を撮ったという。沖縄を舞台にした戦争映画。主人公は銃を持たず、衛生兵として戦場を駆けずり回るという。




おいおい、いいのか?あまりにこんな「らしい」設定の作品で?あまりに魚に水を与えるような設定で?



去年の全米公開からオスカーの話題を経て、今年最も観たい映画として、ニヤニヤしながら(ワクワクではない)心待ちにしていた。


世間は感動作という。











バカじゃね?ギブソンだぜ?







渋谷の劇場への道中、妊娠検査薬の結果の画像を送り込んできた奥さんをほったらかしにして、鑑賞前にはすっかりギブソンになりきり、ドメスティックバイオレントな面持ちで渋谷へ。



























「ハクソー・リッジ」










ビデオパス























序盤のオリバー・ストーンの「7月4日に生まれて」のような甘い青春の1ページの描写から今更な「フルメタル・ジャケット」な訓練シーン。そこからの軍法会議までおおよそギブソンらしくない、娯楽作品の教科書のような展開が続く。

このあたりのガーフィールドとウィービングがとてもいい。特に「頼りないオトコNO1俳優」ガーフィールドがニヤけるたび、だんだんギブソンに似てくるから恐ろしい、というか笑える。

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そして言うまでもなく、この登場人物二人はギブソンそのもの。二人は、ギブソンの理想であり、そして現実。


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本作を贖罪と評する方もいるが、そうではない。ギブソンはいつだって、「ありのまま」を正直に描きつづけている。

ほぼほぼ1時間経過して、いよいよ戦場。戦争シーンが凄惨なのは想定内。だが相変わらずのヘンタイっぷりを随所で発揮。

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やたら近い、あまりに近すぎる銃撃戦や手に持つ銃をPV視点からの地面に転がった死体の山。特に監督ずいぶんお気に入りだったのだろうか、火炎放射器の描写が妙にえげつない。

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後半に至っても、テンションはさらに増し、への問いかけを、我々観客に向かってさせるという、爆笑演出。


ここまで開き直られるとは、なんてアタマがおかしいのか。


やはりメル・ギブソン。信頼できる漢だ。




まったく頭の先からお尻まで想像通りの映画で、「パッション」「アポカリプト」となんら全く変わらない。


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感動とは程遠い「ザ・オレ様映画」。全く素晴らしい!!



いや、本当に途中「エクスペンダブルズ3」なんかのクソを監督しなくてよかったよ。



ヘンタイのみんな、よかったね!10年待ったかいがあったよ!!












追記

本作、それでも評価を他の監督作品より微妙にする点として、CGがやばいほどにガッカリレベル。いやCGなんてホントはどうでもいいのよ。だけどホンモノをつかっての、ほかの誰にも到達できないヘンタイレベルまで達してほしいと思う。

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「ワイルド・スピード ICE BREAK」ネタバレ ポールの死から、少年ジャンプ的リセット。「昨日の敵は今日の友」。だが、ヴィン・ディーゼル主導の新三部作をおっさんはこう見た!!

ワイルド・スピード ICE BREAK
劇場公開日 2017年4月28日

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前作「SKY MISSION」は何といっても、ポール・ウォーカーの製作中の死につきる。この事件によって、シリーズは大きく舵を切ることを必要とされた。



ポール、すなわちブライアンを作品の中で「生かす」ために最大限に、苦肉の策を講ずることがまずは重要視された。



本作の論理はみなが言うように「ファミリー」。ただし、ポールが死んだ時点でその論理は変わる。





ブライアンはどこかで生きている。そのために、「出演してほしくない人」、「生きてては困る人」「存在自体を忘れてほしい人」そして「作品のために『ファミリー』であってほしい人」。


プロデューサー、ヴィン・ディーゼルのお眼鏡にかなったものこそが「ファミリー」。




これこそが本作のキモ。



アホみたいな世界興行収入で右肩登りの本作。初期シリーズの思い入れなど、はっきり言って製作陣は気にしているものか。



何度も言うが、ポールが死んだ時点と世界的な大ヒットが重なり、すべては変わったのである。

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「ワイルド・スピード ICE BREAK」



















ビデオパス






ジェイソン・ステイサム



彼が「味方」になることは、前作で次作である本作の展開は十分予見できた。
(詳しくはオレの「SKY MISSION」のレビュー参照)。

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「ワイルドスピード SKYMISSION」 4DX増しで。



本作のなかでは、役割としてはブライアン以上の「適した」役割どころ。

普通にハンを殺したことをこちらが知らない、もっと言うと、右肩上がりの貢献者である観客層さえ知らなければ、こんなに優秀なキャラはない。

まあ、知っていたとしても、劇中後半、ディーゼルの、ステイサムとの握手の場面で彼なりの「ファミリー」理論でこちらはねじ伏せられたが。









シャーリーズ・セロン










「MAD MAX怒りのデスロード」の影響をモロに感じる、本作の後半は砂漠ならず、氷上でのおっかけっこに直接参戦することはないが、まさしく「クール・ビューティ」な悪役を演じ、これまでのシリーズの「ラスボス」として君臨する。

↓ ↓ ↓ 関連記事はこちら ↓ ↓ ↓ 
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」「サンダードーム」支持派のオレが本作を語る



のこりが2作、ということなら、彼女がラスボスなのは変わらないだろう。
「車」映画で彼女以上の「最強の敵」は存在しない。



ルーク・エヴァンス



やっぱりの参戦。前作でステイサムの「ファミリー」化が予見できた時点で、なんらかの登場は想像できたが、「格の違い」でこの程度。



F・ゲイリー・グレイ監督






前作「ストレイト・アウタ・コンプトン」を昨年の洋画ベスト1にあげたおっさんとしては、今作の期待値は半々だった。


↓ ↓ ↓ 関連記事はこちら ↓ ↓ ↓ 
「ストレイト・アウタ・コンプトン」ネタバレ 映画ファンには最も遠いジャンル映画だが、その圧倒的なDopeに酔いしれろ


【年間ベスト】 しんざんの、あまのじゃくな年間ベスト2016の発表!!










「交渉人」「ミニミニ大作戦」「完全なる報復」など、の職人芸的な立場から、大きな一歩を踏み出した一方の、再度「やとわれ」的な作品として不安はあったが、本作だけでいうと、あくまでむちゃくちゃなうえでだが、シリーズ中、最も真っ当。


いずれも、傑作です!!

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実際、超主役級の4人をそれぞれ見せ場を作り、きっちり役作りもさせ、うまくまとめている。


アクションの見せ方は、前作のジェームズ・ワン監督にやや劣るものの、ワンのアクション演出を見事にパクリ、シリーズをうまいこと継承している。



追記










今回のサントラだが、さすがに前作ほどのものはないのは仕方ない



 

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「無限の住人」 ネタバレ キムタクはキムタク?キムタクで何が悪い!キムタク自身にはまるで興味がなかったおっさんは本作をこう見た!

「無限の住人」
劇場公開日 2017年4月29日

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確か似たような思いのした映画がある。


そうだ、「ボックス!」(2010)だ。

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そうだ、市原隼人だ。三池監督は市原隼人が大好きだ。そしてオレも大好きだ。


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理由は簡単だ。



いつだって市原隼人だからだ。








だからキムタクと三池。







相性が悪いはずがない。







そう確信して、風邪気味の奥さんをほったらかしにして、極悪のおっさんは渋谷へ。


















「無限の住人」
























漫画の原作は未読。三池と漫画原作の相性が悪いといわれるが、
最近作の「テラフォーマーズ」は題材、つまり原作がつまらないだけで、三池が監督することで、飛躍的に見るに堪えうるものとなっただけである。








ただし、こちらは未知の世界。。。




ビデオパス





相変わらずの、時代劇のくせして現代語とか、説明過多なセリフや脚本にうんざりはするし、くだらない部分はあるものの、プロフェッショナルな、陰影のある画や迫力ある殺陣は健在。個性的な豪華キャストも見どころある。











だがしかし、木村拓哉。この映画の見所はやはり彼だ。











序盤のモノクロのアクションから魅せる。本人、そうとう殺陣の練習をしたと思われる。構えからの腰の入り方が立派だ。







だが、木村拓哉の、本作の最も素晴らしい点は、時代劇に合った風貌である、という点だ。













そう、特に顔のデカさ。



















これこそが、木村拓哉が、時代劇が一番様になる要因。顔が大きいがため、重心は下がり構えは美しく力強くなり、全身を映した状態で、顔の表情がはっきりとわかる。目も大きいので、なおさらだ。



一方の福士蒼汰の貧弱な立ち振る舞いもそうだが、顔が小さいがため、迫力が足らない。まあ、そこは戸田恵梨香同様、マンガの世界なので、ガタガタいうつもりはない。







他の役者については、やはり海老蔵が素晴らしい。白髪のロン毛から覗く顔はやはりデカく、ベニチオ・デル・トロのようにねっとり。

この海老蔵の「大切な人を失ってきた」設定が、「悟った」かのような表情が実に「リアル」だ。


彼とキムタクとの、三池映画特有の「ガチンコ」殴り合い、じゃなかった「斬り合い」も楽しい。










そして、市原隼人。








やり過ぎで、狂ってる感がとてもいい。ここまで外道な役も珍しいが、本当に信頼できる役者である。

杉咲花については、登場人物のセリフにあったように、「あの女を黙らせろ」。それ以外に言葉がない。







詰め込みまくりの、詰め込み気味の本作だが、序盤の北村一輝のキモいキャラなどもっと面白くできたと思うので、シリーズ化前提で撮ったほうがよかったかもしれないが。




むろん、キムタクのスケジュール次第だろうが、本作以上に彼を活かせる企画はないのでは、と思うほど、これ1本はもったいない。















追記















不死の設定について。

不死身モノという題材について勘違いしてるようだが、本作、初めからその点の面白さは狙っていない。


豪華キャストに、毎回、キムタクがいじめられ、痛がる。

それが本人らがやりたいことだったのだから、これで良いのだ








 

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