しんざんの、みんな仲良し映画評!!

ほんとうは仲良しとは程遠い、あまのじゃくな映画評、映画批評、映画評論ブログ 全部ネタバレ。またあまのじゃくゆえ、人によってはまったく受け付けないものもあるよ。もちろん、こっそりオススメもあるよ。

泣ける、とかそんな感じの

「エベレスト 3D」 Based on a True Story考察、って言ってみる

劇場公開日 2015年11月6日

!!本題はずっと下のほうです。それといつものことですが、ネタバレです!!


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「ジョーズ3D」、、じゃなかった

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「13日の金曜日PART3 3D」、でもなかった

あ、これは懐かしいだけ。
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すみません、




「エベレスト3D」
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本作は、1996年のエベレスト大量遭難事件を基にした映画、とのこと。

Based on a True Story(笑)

・・・いや、(笑)は不要だが、どうしてもこの決め台詞を見ると、つけたくなる。

「アルゴ」(笑)
「ドミノ」(苦笑)
「エレファントマン」(失笑)
「ライトスタッフ」(笑・・・じゃなくって、襟を正せ!)

まあ、実に多彩である。だがなぜこうも多いのか。今回は、ほんのちょっとだけ、そのことについて考えてみた。

なぜ多いか?大体の見立てはこうだろう。

「感動的だから」
「小説よりも奇なり」

だが、一番の理由はこれだと思う。

「結末が分かってるから」

????

これってネタバレってことだよね。そう、俺たちは、実話=ネタバレ、って思うから、本来はテンションは下がるんだよね。観る側にとってマイナス要素のほうが大きいはずだ。

だけど、製作陣は違うんだよね。

「実話=企画、脚本段階で圧倒的に手間がかからない」
「プロデュース側にプレゼンしやすい」
「実話=訳が分からない企画ではない≒安定した企画」
「ゆえに実話=企画が通りやすい」

こんなところだろう。「安定した企画」って言うのがとってもミソなんだが(罠ともいう)、原作ものが多い現状とロジックはほとんど変わらないだろう。

だが、制約もある。

「当たり前だけど、ネタバレ」
「ものすごい嘘はつけない」
「遺族、関係者に気を遣う」

特にこれらは、映画の内容や作風に関わる。だけど、「Based on a True Story」をこれ見よがしに貼りつける理由も、実話だから企画を通されたのだから、当たり前。そしてオレも自分がファンドするなら、やはり実話の映画化の案件だろうと思う。

だが、少なくとも現在鑑賞者としての立場しかないオレは、その文字を見ることで、テンションは圧倒的に下がる。と言っても最近は、あまりに実話の映画化が多いのと、そこまで社会的出来事にアンテナを立てていないので、(なんせ映画バカなので、はっはっは)

「まあ、「グローリー 明日への行進」みたいな作風じゃなければ、いいか」

というところを自分なりの落としどころとしている。
(「グローリー」をけなしているわけではありません)



はい、本題

「エベレスト3D」

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うーーん、本作は、どうも制約面が強く出ちゃったかな。

「主人公は〇〇のせいで死んだ」

この辺がちらつくね。

おまけにあり得ない角度の映像で、CG感満載のおかげで真摯感ダダ崩れ、それに加えてそうなのだから、自然の驚異とか神の領域だとか、命の尊厳とかいう、そういう作品にも見えないんだよね。

追記
ジェイソン・クラーク、ジョッシュ・ブローリン好演。
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好演ゆえに、プロダクションノートやコメントにあるような山で頑張った、とか言わなきゃいいのに。過酷な撮影環境でなくとも、セットの中でもぐっとくる演技はできる人たちなのだから。(これもCGの功罪?)

追記2
ひげ面、防寒着、のそのそ歩き、吹雪、と登場人物認識を遮る要素満載だが、互いに名前を呼び合う(遭難モノにつきもの)ので、意外と誰がどういう行動をしているのかが分かる。

追記3
生き残り△△の救助のためのヘリコプターの着陸シーンが一番怖かった。

・・・ここ、褒めていいのか。

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「バクマン。」 「BECK」とは違う、才能の見せ方に説得力のある「才能映画」。

劇場公開日 2015年10月3日
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週刊少年ジャンプは中学生までよく読んでた。「シェイプアップ乱」がお気にいりだった。ただし乱ちゃんの等身が変わるようになって読まなくなった。

最低で最高!
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あまのじゃくなおっさんに育つわけだ。はっはっは。


「バクマン。」

故に?原作未読。

佐藤健くんと桐谷健太くんが出ている、というわけでもないが、まず想像したのは「BECK」。

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なるほど、マンガか。

演奏する必要もないし、誰もが唸らされる作品(曲、声)を聴かせる必要もない。なるほど、才能映画で、マンガ、というのはなかなか表現に工夫の幅はありそうだ。

(「才能映画」とはオレの造語。天才が出たり、世界1位になったり、誰もが納得する究極の音楽や絵が登場する映画)

だけどストレートに彼らの漫画を見せない、説明しないので、当然、彼らの書いた作品がどういう作品なのか、がやっぱりよくわからず、なんだかごまかされているなあ、という気もしないでもない。

その象徴として、ペンを剣に見立てての、ライバルとの攻防シーンがある。
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だが、このやり方だと、神木くんの原作者のキャラがペラペラになっちゃうんだよねえ。

一応、神木くんのほうは鉛筆ではあるが。これは原作者の戦いではないでしょう
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とオレは思うが、好みの問題ではあるか。

彼らの書いているマンガが連載して、人気投票上位、とか言われてもピンと来ないが、まあ、そのへんは、徳弘正也、じゃなくって畑健という絵師の力で、画面的に引き込まれるのは確かだ。「DEATH NOTE」「ヒカルの碁」のジャンプの一時代を作った絵師である。

他紙ならともかく、ことジャンプにおいては、絵についてはこれ以上の説得力はない。

だが、その分「絵以外の漫画の醍醐味をバッサリ切り捨てるという、上手くいけば、映画からスピンオフで、という商売っ気もあるとは思うが、彼らの漫画読んでみたい、という部分を抑えてしまう、という手法をとったわけだ。

(このあたりは原作を知らないので、神木君の演じる原作者の凄さが原作にあるのかもしらないが。あと、あと付けだが、小畑氏の絵のみで説得力を持たせる、作画者のみを主人公とする、という制作スタンスであれば、原作見た目のキャラとは違う配役、というのは佐藤健くんの、「るろうに剣心」の実績で、納得がいくのでは。)


また、青春映画、努力友情勝利映画、としてみるに、ちょっと頭をかしげる部分がある。

努力の表現だ。

他の漫画家たちとの友情を描くため、アシスタントを排除した設定はよくわかる。だが、そのために果たして入院させる必要があったか。

漫画家を目指すこと、連載すること、継続することの厳しさ。

入院して休載するのと、自分の意思で書くことでは、それらは関係ない。せっかくのチャンス、死んでもいいので・・・、はさすがに努力の土俵の話ではない。

しかも、これだと、いやでも叔父さんとの対比になってしまうが、作り手はそれを望んでいないでしょう?

上に書いたのとちょっとかぶるけど、コンビの在り方ももうちょっと面白くできたのではないかと思う。同じところで、おなじタイミングで、原作者と作画者が悩んでいるのも果たしてどうか?

これは終盤もそうなんだけど、ネームが固まらない、絵が悪くなる、作品の質が落ちる、は同一線上ではないんだよね。(究極的には相互作用ってあるかもしれないけど)

巻頭カラーで成功して、たった1回だけトップをとった。それはよい。だが、そのあと、うまくいかず急降下って何がうまくいかなかったの?

ひと夏の経験じゃないんだから、そこは描かないと。

部活と一緒だよ、それじゃ。

追記

いろいろ言いましたけど、それでも、このあたりのデキが、青春映画としての「身軽さ、軽さ、軽薄さ」として優秀だと思うよ。

小松さんは「渇き。」よりこっちのほうがいい意味で漫画的でよいですね。
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山田さんも、いい具合に埋もれますねえ
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連載会議、面白かったですね
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手塚賞の会場も興味深かったですね
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追記2

一番ぐっときたのは、いろんな人がジャンプを読んでるカット。特に小学生が本屋からジャンプを持って走り出すシーンや2段ベッドで、子供2人がそれぞれジャンプを読んでるシーンはほっこりする。

いい歳したおっさんやサラリーマンで、電車に乗ってジャンプを読んでる奴や立ち読みで読んでる奴までしっかり描写があったが、さすがにリアルにそいつらはどうかしてる


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「リアル・スティール」 ゲームできないお父さんなんて嫌いだ

リアル・スティール
劇場公開日2011年12月9日

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まあ、そういう映画である。



この映画は「ロッキー」というよりも、「オーバー・ザ・トップ」(劇場公開日1987年2月14日)
の「TVゲーム大会版」。

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腕っぷしを見せつけ、息子にアームレスリングを教えることで、仲を深めるお父さん
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今では映画で強いボクサーだったという父の写真を見ても、子供にしてみれば「ああ、そう、ふーん」でしかないのだ。

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しかし逆に今は、痛みを伴わずに息子に父の威厳を見せつけることが出来る時代でもある。

モバイルを巧みに操るお父さんがいい。最新機器を買うのが趣味なお父さんがいい。
それだけで息子のお父さんへのまなざしは激変する。


・・・・・・ある意味こっちのほうが大変か


ヒュー・ジャックマンは一生懸命、「コントローラー」を使ってロボットを操ろうとするが、まるで上手くいかない。

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しかしATOMの模写機能を使って、ヒュー・ジャックマンはゲームの達人へとなり、息子の尊敬のまなざしを勝ち得るのである。

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ATOMの模写機能がATOMにしかないのはそれを描きたいがため。
ゲームができないお父さん、コントローラーは使えなくともまだ手はあるよ、というお話。

コントローラーで10連コンボを入力するか、模写がいいかは、お父さんしだいではある。

がんばれ、お父さん!!

ほか
ロボット格闘技が意外とつまらない。
非ヒト型ロボットとかいた方が「ロボ・コン」的なところも出てよかったのではないかと思われる。





今見ると、ATOM、「チャッピー」にも似ているな
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【送料無料】 オーバー ザ トップ / オーバー・ザ・トップ オリジナル・サウンドトラック 【CD】

「127時間」 プログレッシヴ・ロック

「127時間」
劇場公開日2011年6月18日
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まあ、そんな映画だよね。




序章
紹介
伏線
事故
軽視
我慢
兆候
妄想
意識
奮闘
諦観
転機
決意
感謝
教訓
結末

タイトルつけるとこんな感じか。・・・ちょっと違うか。


やっぱり定番だけど、妄想シーンが一番面白いんだよね。水の表現なんか意外と、あったり前過ぎて、あんまり面白くない。

まったく余談だけど、妄想シーンが特になんだけど、「パピヨン」の独房シーンを思い出した。

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「おにいちゃんのハナビ」 難病モノをオレ的に楽しむには

おにいちゃんのハナビ

劇場公開日
201508101

難病もの

美男美女
泣かせの演出
友情
外野の応援

本作揃ってます。

基本オレは難病モノは見る機会が無い。
理由は「泣きたいと思わないから」。

難病モノは泣かせるために存在する。
リアリティは要らない。泣かせる。かつたくさんのお客さんを呼び込む。
たとえ一部の猛烈な反感をくらっても。

それが至上の目的。

泣けたから好きな映画、と言う人はもちろんそれで大変結構なことだと思う。
世間一般はそもそもそういうところで映画を評価する。


オレには妹がいないから、妹と兄の関係とは、まるで実感が湧かない。ああいう妹ってどうだろう?ということすら想像できない。

難病モノはいつだって、その気になれないといけない。だからオレにとっては本作のハードルは高い。
でも泣けたけどね。

リアリティのことを言うんであれば、めちゃくちゃかっこいい高良健吾の引きこもりは「ナシ」。でも役作りにがんばっているのは十分伝わる。服装や髪型、視線、声の張り方などインとアウト、ビフォーとアフターのルックス変更もよくされている。

あんなにバカみたいに生命力のある妹が不治の病、そのままの精神でコロッと逝くのも本来は「ナシ」。しかしそんなリアリティは本作のターゲット層は誰も求めていない。高良健吾の引きこもりは「綺麗な絵になる」からOK、谷村美月のかわいくて元気な、不治の病をひとっつも抱えているようには見えなくても「その後のドラマのため」だったらOK、なのである。

まあ、映画ですから、ね
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その点に関しては、主人公2人の演技は最高。めちゃくちゃかっこいい引きこもりが、めちゃくちゃ元気でかわいらしい妹を失ったとき、奮起して妹の思い出を胸に妹との約束を守る、と言うお話に1点の曇りも無い。

そのお話に食いつける人は間違いなくイケる映画。

追記
「おにいちゃんの」とYAHOO検索したら、まあ、でるわ、でるわ。おにいちゃん鉄板ですね。

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