しんざんの、みんな仲良し映画評!!

ほんとうは仲良しとは程遠い、あまのじゃくな映画評、映画批評、映画評論ブログ 全部ネタバレ。またあまのじゃくゆえ、人によってはまったく受け付けないものもあるよ。もちろん、こっそりオススメもあるよ。

か行

おっさんには、「グリーンブック」ネタバレ オスカーの凋落と打算しか本作には見いだせなかったよ。

去年のアカデミー賞はマイノリティ、ダイバーシティヨイショの極端な過敏反応のせいで、クソみたいな同人誌映画「シェイプ・オブ・ウォーター」が受賞した。

もちろん前向きに見ると、「初の怪獣映画のオスカー受賞、イエイ」といえなくもないが、ただ単に、オタクが会員層の大部分を締め、「難しい」映画を理解できなくなったとも言えなくない。

そんなこんなのアカデミー賞の今年の結果はどうかと言うと、案の定の、会員があたかも全員一斉に集まって、消去法で決めたかのような、各部門の受賞結果。

もはや映画の内容、映画のデキには目を向けず、マイノリティ、ダイバーシティヨイショだけが選考理由。結果、あげるべき人にあげてないくせに「ダイバーシティ」だとほざきやがる。

アカデミー賞は、業界人による、内輪の賞だが、もはやこんなの、もらって嬉しいか?というほどに、権威は失墜したと思う。

そんなことがはっきり見えたのが、この




「グリーンブック」

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「既視感」というには、あまりにも退屈すぎる。ここで繰り広げられる物語は、表面上で起こったことしか見えない。というより、見せていない。想像力の欠如とでも言おうか、登場するキャラクターの背景が全くと言っていいほど、表面的だ。

ああ、脚本家の一人に、主人公の息子がいるからか。

もちろん、彼にとって父親である主人公は「ヒーロー」である。だがあまりにも物分りが良すぎる。まるで、事の流れに逆らわないように。

ドクに、「自分にしかデキないことをしろ」、というが、そんなキャラだったか?

そもそもドクが天才なのは誰でもわかるかもしれないが、彼がそこまでドクに「仕事以上」に心を通わせるのがわからない。手紙?手紙の反応がトニーに戻ってきた描写はない。

plainとplaneのしょうもない話はともかく、主人公の「美しい平原広がる南部ツアー」の結果が黒人と仲良くなっただけなのも、ロードムービーの体をとってるくせに、つまらなすぎ。

ドクのほうも、全くと言っていいほど、ペラペラのキャラクター。ちょっとだけホモネタ入れちゃう?とか、どうせ、そんなノリだろ?

南部に行く理由も、「勇気ある行動」で片付けられる。

勇気を示す理由は何よ?そして、そもそも散々引っ張った兄貴の件はどうなったんだよ?

つまり、こういう設定だったら、オスカー取れんじゃね?こういうシーン入れときゃオスカー取れんじゃね?ということしか考えていない映画。

グリーンブックというタイトルも、止まった場所に何かあるわけでもなく、地域性だって、ケンタッキー・フライド・チキンだあ?子供の映画か。(当時のクソ不味いアメリカのKFCをニコニコ食べる二人をギャグにしているのかもしれないが)

「グリーンブック」ってタイトルつけときゃ、アイロニックな感じが出るでしょうみたいなのりだったんだろうが、全く機能していない。

クライマックスに、黒人で溢れるBARでドクの演奏するシーンが有る。トニーが黒人限定BARに入るところこそが、本当は一番ドラマなはずなのだが、そこはお前ら、スルーかよ。

トニーが黒人限定なBARに入る、これこそまさに「『逆』グリーンブック」。これで評価されるならまだ分かる。

追記

唯一の笑いどころは、銃を実際に持っていたところだけ。だが、これだって相当やばい「ネタ」なのに、もっと高いレベルの笑いにまで昇華できたはずだ。

結果、黒人をダシにして、主人公がお金を稼いで、物分かりのいい性格になり、手紙を書くのが上手になりました、っていうだけの映画。



 

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「孤狼の血」 広島出身の、映画バカのおっさんの本音の意見が聞きたいか。

 広島市出身、呉市にも相当思い入れのあるおっさんには、そう、これは「この世界の片隅に」以来の鑑賞動機。

カミさんに黙ってコソコソしててでも、なけなしの小遣いを使ってでも、行かないわけにはいかない。
期待はある、だが、そこは出身者ゆえの厳しい目もある。










「孤狼の血」














広島市内では誰もが知る旧タカノ橋サロンシネマや清水劇場、的場シネマ近辺など、「ならでは」、のロケ地も楽しい。

だが、それだけだ。結局出来上がったものは「かっこ」だけなのよ。

正直、期待外れだ。

「Vシネマ」と変わりないどころか、量産型を強いられても、個性を発揮しようとした「Vシネマ」より熱さが足らない。

特に女優陣が最低。「このタイミング」の真木よう子がなぜ脱がない?脱がせない?松坂の彼女もなぜ脱がない?松坂が後ろから迫って「やけくそ」と「野生」をほとばしるシーンでなぜ服を破かない?(おっと、これは俺の趣味か)

「Vシネマの女優」はみんな脱いでのし上がったし、俺たちはみんなそれが楽しみだった。真木さん、今しかなかったんじゃないの。

ストーリーもつまらなすぎ。退屈。キャラも魅力なし。役所広司の呉弁は力み過ぎ、臭すぎ。結局大上は何がうまくできてて、何がダメで、そんななか、何がしたかったのか、まるで描けていない。役所に食わせる豚のクソの伏線の貼り方も全然ダメダメ。

でも、最もダメな点は笑いが足らないことだ。

あのな、「仁義なき戦い」はコメディなのよ。アツイ「漢」とかそんな風にあの映画を観るもんじゃない。石橋蓮司なんか、本当に芝居を「流している」。ま、それが唯一の笑いどころなのだから、本人はよーくわかっている。それが分かっていないのが江口洋介。湘南のノリでいいのに。

追記1

あ、そうそう。広島弁を文章に起こさないほうがイイ。田中宏の漫画はおっさんからするとダサいのだ。大上の、日岡日記への書きなぐりは恥ずかしくって、小学生の落書きかと思った。

追記2

脱ぐ脱がないについて(しつこい?)

ギャラ、CM、事務所、監督の権限、手腕、カリスマ性、色々あるだろうけど、東宝の「ゴジラ」復権のように、東映は慎重に、綿密に「やくざ映画」復権に気を遣っているのだろうけど、結局「そこ」に行かないと、復権はないと思うんじゃけどの(おっと失礼)



 

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「クリード 炎の宿敵」 「『ロッキー4』を愛した者」だけでなく、「『ロッキー4』を 憎んだ者」にも感動を与える大傑作。おっさんは号泣したよ。

オレと同世代のおっさんは「ロッキー4」が大好きだ。これはほぼ間違っていないと思う。もっと言うと、当時中学生だった俺たち往年の映画ファンが「1」以外認めない姿勢に納得もいかず、でもスライのことが好きだから「1」を「面白さがよくわからないが、しようがなく」観ていた、という世代ではないだろうか。

もちろん、俺たちがおっさんになったときは、「1」は傑作だと思えるが、傑作とお気に入り、好物、思い入れとは違う。

今でも「ロッキー」と言えば、「4」なのだ。

そんな俺にとって、「クリード」の続編がドラゴとの因縁の話になると聞いてこれこそ、「ロッキー」、「クリード」シリーズの最高の続編の設定であることは間違いない。と思った。
気がかりなのは、「設定」だけで、「4」を軽んじるストーリーであったり、ライアン・クーグラーが今回は監督ではない、という点。

ただ、全く心配はしていない。












「クリード 炎の宿敵」




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はっきり言おう。大傑作だ!!




「クリード1」も面白かったが、それはやはり「アポロ」の息子とロッキーの師弟関係、というのと、次の世代につなぐことに失敗した「ロッキー5」と「ロッキー・ザ・ファイナル」のテーマゆえ、脇に回ってしまった息子のリベンジがなされていたことが大きい。

だが、これだけでなく、アドニスのキャラクターがとっても良く迫力あるボックスシーンもあって、「1」は傑作となった。

今作は、それからさらに泣かせどころを多く用意している。

ロッキーシリーズからクリード2までの40年。これがすべて。それが、ここに集約されている。
これだけで、十分傑作になる資格のあるバックボーンだが、本作の凄いところは、最も登場人物が多いくせに、今作ほど登場するキャラクターを端的に、多くを語らず、的確に描いてくれている点だ。オープニングの寒空から、いきなりのイワン・ドラゴの登場で、またその境遇が即座に分かる描写がたまらない。

終始人物に寄ったカメラが少々ウザイと、最初は感じたが、それもキャラクターが多く出てくると、その理由が、その効果がしっかりと出てくる。

イワンの息子のヴィクターが、全くドルフ・ラングレンに似ていないのは少し残念だが、強敵感は十分だ。そして、こいつが実にいい味を出してくれる。彼の戦う動機は「結局」家族のため。そして激闘の末、「父親のため」から「母親」のために変わっていく瞬間がとても悲しく、そして、この瞬間「勝敗」が決まる。

ブリジット・ニールセンの、「4」と変わらぬキャラが残酷で、そして最高だ。

イワンは、そして「家族」を失わないために、ロッキーが「4」で出来なかったことを実行する。

なんて残酷。そして、なんて愛のある行為。素晴らしい。

彼らはまた絆を強くし、一緒にトレーニングを開始し、挑戦するのだろう。今度は敵討ちでもなく、恨みでもなく。

本作の最大の泣かせどころはまさしくそこで、本作がシリーズ屈指の傑作となった瞬間である。
が、同時に、そっちで泣かせてくれたために、アドニスの結果に対する感動がすっぽりと、モノの見事に脇に追いやられるところが、本作の最大の欠点である。

最大の長所のシーンが最大の欠点のシーンになるなんて前代未聞だ。

ほかにも見どころはある。設定は「4」だが、アドニスと奥さんの設定は、「2」を想起させるもので、ストーリー展開や、アドニスの「再戦」のための虎の穴での特訓は「3」のそれだ。
脚本はスライほか共同脚本だが、ここまで盛りだくさん、でもきちんとキャラクターを描き切って、シリーズのファンをきっちり泣かせる。

なんて奇跡だ。





本作は、実は劇中のテーマが、ものの見事にこれまで「ロッキー」シリーズを見続けた者の、「ロッキー4」に対する様々な思いを持ってきた人たちに対するアンサーにもなっていることが凄い。
本作は「ロッキー4」を愛した者にのみ感動を与えるものではなく、「ロッキー4」を憎んだ者にも感動を与えてくれる。

これこそ、スライの生きざまそのもの。

追記1

演出も、序盤のロッキーの登場シーンなどなかなか心憎い。

序盤のタイトル戦がどうも退屈な絵作りだなあ、と思ってたら、後の「ヴィクター戦」「再戦」で十分分かるのだが、あれは「ワザと」だ。ちゃんとそっちでは、クーグラーっぽい演出もあり、すごい迫力だ。

追記2

今回のスライ、ことロッキーは、前作ほどシーンにおいて、スポットは当たらず、オスカーにノミネートもされないだろう。

だが、本作のロッキーは、シリーズ最高の表情を見せる。

特にイワンと会った時の表情と受け答えがアドニスに試合をする理由を聴くロッキーの表情が素晴らしい。

これぞ40年ロッキーを演じたスライの頂点。

もちろん、アドニスのキャラクターも相変わらず楽しいし、演じるジョーダンの徹底した役作りも素晴らしい。

追記3

オレは実は本作でロッキーは死ぬのかと思っていた。次回作はおそらくそうなるかもしれないが、正直もう続編は不要、というまで本作は昇華した。

戦う男たちが、家族に帰る瞬間を見届け、ロッキーは自分の人生にきっちり「ケリをつける」。


追記4

邦題の「炎の宿敵」は、俺らの世代が付けたのかな、とは想像できる。だが、「炎」はニンマリして好きだけど、「宿敵」はテーマを狭めちゃうので、これはマイナスかな。「クリード2」で良かったかな。


 

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「キングスマン ゴールデン・サークル」ネタバレ ファンは一体前作の何が好きなのか?前作嫌いのおっさんは、本作は、前作の致命的欠点を見事に補ったと見た!

「キングスマン ゴールデン・サークル」
劇場公開日2018年1月5日


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「『キングスマン』最高!!」

















「どこが?」







ファンは、前作「キングスマン」の何を評価しているのか?なぜ「キングスマン」が好きなのか?実はこれを言えるひとは結構少ない。



「アクションがかっこいい!」


・・・正気を失った「紳士」コリン・ファースが髪を振り乱してのダサいアクションの、どこがかっこいい?
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「敵ガゼルがかっこいい」



・・・出オチ。結局全然弱かった。
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「威風堂々のシーンがいい」


・・・グロ好きが多いファンのくせに、あの表現で高揚する気がしれない。しかも都合のよすぎる展開にさめる。
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キングスマン【Blu-ray】 [ コリン・ファース ]

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結局



「コリン・ファースがかっこよかった。」

・・・その通り!

「マーク・ストロングがかっこよかった。」

・・・その通り!


それだけの映画なのだ。いや、それだけでいい映画なのだ。

ファンが前作を好きな理由のなかで最も多いであろう、上記3点が邪魔でしかなく、だからオレは「キングスマン」が大っ嫌いなのだ。


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「キングスマン」 IT批判?アメリカ批判?ブラックジョーク?ノンノン、中二病という疫病にて、世界の滅亡を図るマシュー・ヴォーン






ファンは、ハリーのスーツ姿ががかっこいい、と言っているくせに、あの教会のアクションがかっこいい、って言う。

一体どういうことよ?オレは、彼らを理解出来ないのだ。


続編が製作されたのは、そのあたりのファンがいてのことだから、続編ができる、と聞いた時、

「ハリーがいないのに何をやるの?」

でも、オレでなくても、ファンもそう思ったことだろう。コリン・ファースの復活を伏せたほうがイイというバカな戦略はあり得ない。

ファンも本当は知っている。気付いている。コリン・ファースがいないと「キングスマン」ではないからだ。エグジーの成長や、女スパイや犬ころの存在など、どうでもいいということを。



こんなコスプレ要りません。

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「キングスマン ゴールデン・サークル」









逆を言うと、コリン・ファースさえいれば「キングスマン」なのだ。という前提を踏まえて言うと、本作は明らかに前作の欠点を補ってきた傑作である。

まず「007」のパロディという観点からすると、今回も仲間の登場は極力抑え、必要のない存在はさっさと消去する。かといって「必要な存在」については、いかようにでも復活させる。

マーク・ストロングのスーツ姿が本作の最大の見せ場の一つであることは間違いなく、「念願」のスーツ姿をお披露目した十数分後には、あっさりと退場させる。

本作の賛否のうち、否定的意見のひとつにである、主要人物を殺しすぎ、というのがあった。それに文句を言う前に、なぜマーリンのスーツ姿に拍手喝さいをしないのか?

もちろん、マーリンの現場参戦はあり得ず、「退場させるべき」存在であるのも本シリーズでは鉄則。役割としては、本作で最もアガるであろう、ハリーとエグジーの共闘を邪魔しない必要があるからだ。だからと言って、見せ場なく、退場させるわけにもいかない。

その退場時の「カントリーロード」だが、これはマーリンの「英国」への望郷ではない。またマーリンがカントリーロードが好き、という設定も実はどうでもいい設定。「古き良きアメリカ」への望郷、「今のアメリカへの風刺」とかバカじゃないか。

ここ、実は笑うシーン。
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前作の「ぐっとくるであろうシーン」にどうでもいい「威風堂々」をあてがったように「カントリーロード」に意味はまるでない。同じようなテンションで使われただけ。

マーリン退場自体はしょせん、その程度のもの。

なぜなら、前作で「紳士」が「乱れた」末、あっさりと主人公を退場させたように、本作は「念願かなった」マーリンが、あっさりと退場する。ここまでは計算なのだ。前作でハリーの退場を嘆いたファンは、今度はマーリンの退場を嘆く。ファンはきっと、間違いなく、こう言う。

「マーリンがいてこその、キングスマン」。

これぞ、
マシュー・ヴォーンの見事な戦略。


ニットがこんなにかっこよく着こなせてるマーリンなので、「スーツは着させない(笑)」というヴォーンの意地悪なのかもしれない。

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マーリンは、持つものが違う、ということか。
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だが、マーリンは必ず帰ってくる。ハリーが戻ってきたように。

その伏線は、本作の「義手」と「機械犬」「エステロボ」にある。本作も「義足」から「義手」という短絡的発想もバカ映画としてはそれでいい。

問題はどう戻ってくるか、だ。これは楽しみに待とう。


ハリーとエグジーの共闘アクションも、とにかくハリーが乱れていないのがいい。紳士たるもの、アクションもクールに。前作のクソみたいな教会のアクションシーンからの見事な反省。


敵役についても、前作のサミュエルよりはるかに007らしい。ミンチ機なんてその最もたるもの。初期007を彷彿させる。

ダイナーよりボウリング場のほうが楽しかったよ
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ストーリーもドラッグの現状を分かりやすくカリカチュアしたもので芯が通っている。なにより、前作のエグジーの成長譚でなく、ダラダラしたスパイ訓練パートもなく、好感。


前作よりスタンダードよりに。大人になった、ということでしょうか。

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こらこら、偉そうな。眼帯は鑑賞中に慣れます。
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もちろん、欠点としては、ステイツマンがゴールデン・サークルの存在を知らないのはさすがに問題あるのと、ステイツマンがこれまで何をしてきた組織なのか、まるで分からないということがあるが、まあ、キングスマンも似たようなものだからこれには目を瞑ろう。



ビデオパス







追記


チャニング・テイタム。ダンスさせるだけの登場。
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チャニングはほんといい顔してるなあ。
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「ゲット・アウト」ネタバレ 笑いも旨味も全然足らないよ!!おっさんはもっとニガーい黒人映画が好きなんだ!!

「ゲット・アウト」
劇場公開日 2017年10月27日

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!!やっぱりネタバレしています!!








そもそも映画の登場人物に感情移入する、という観方をしないオレにとって、アメリカの人種差別映画はキャラ設定やストーリー、視覚的効果に興味を惹かれることが多い。白人が黒人映画を撮ると、「ドリーム」のような無理やりいい話にしてしまうのも、それはそれで楽しい現象だと思っている。

だが、黒人が黒人映画を撮るとちょっと事情は変わる。

「マルコムX」を筆頭に偏るものもあれば、「ストレイト・アウタ・コンプトン」のように主張と娯楽性のバランスがうまくいっているものもあれば、「イコライザー」のように、どうでもいい作品になったりすることもあるが、やはり深読みはしてしまう。


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「ストレイト・アウタ・コンプトン」ネタバレ 映画ファンには最も遠いジャンル映画だが、その圧倒的なDopeに酔いしれろ





人種差別。日本人のオレには、アメリカの人種問題について真剣に考えることははっきり言って皆無だが、こうは思う。ビルボードがすべてではないが、カッコイイのは黒人ラッパー。白人アイドルが憧れるのは黒人ラッパー。スポーツで活躍するのは、黒人。

生身でみると白人はなんだが汚いなあと思う反面、黒人を見るときれいだなあ、と思う。と同時にその黒光り、その風貌に怖えなあ、とも思う。

主人公は、身体能力の高い、肌のつるっつるとした、インテリジェンスのある写真家、という設定。
そう、オレたちがテレビで見る「すべてを手に入れた、完璧な黒人」である。そこがミソで、そんな完璧黒人に「白人の美女」をモノにしている、というテレビ的理想像。



ザ・イケメン黒人さんだ。
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フリーズしたイケメンと
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どこか似ている「あの」鹿
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そんな彼が彼女の実家にあいさつに伺う。そこで恐怖の展開が待っているのだが、ちょっと待て。こいつのふるまいはなんだ?日本語の訳しにも問題があるかもしれないが、なんたる無礼な主人公。こいつがいちいちグチや陰口をたたく。



はっきり言って、この主人公はカスだ。だが、オレはこいつを観て、ああ、それでも、うらやましいなあと思ったりするわけだ。







その感情がなんと、この映画のど真ん中の話だったという。
























「ゲット・アウト」
























本作、黒人監督がその「事実」を「黒人目線」で多面的に描いた作品、ということになる。

だが、その展開に売り文句の「笑い」もなければ「恐怖」もない。なぜなら、やっぱり監督の能力不足でうまくないからだ。

本作は人種差別を「実は白人は黒人の身体能力の高さに恐怖し、憧れているから行われてきた」という定説の裏返しとして、ホラー映画に仕立ててあるのは明白。そのこと自体はいい。

だが、それなら、彼らを「求める」白人はじじい、ばばあではなく、ジャスティン・ティンバーレイクがJAY・Zに傾倒するように、若いイケメンが登場しないといけないのだ。

だから、「祖父母」の「求めた」身体が「どこか足らない黒人」であるのが不満だ。薪割する「体力」、真夜中にランニングできる「体力」に「不満はない」というが、それならそんな仕事はしなくていいだろう。


なぜ「この女」を選ぶ??(笑)
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また、コメディ的側面でもあるのだが、その「黒人監督ならではの、『偏った黒人賛美』のさらなる逆転、皮肉」としての機能として、デブな黒人の友人を登場させているのだが、

「その黒人賛美は、やっぱり一般の黒人には関係ない、ただの幻想(かっこ笑)。」

と言っているのに、それもいまいちうまくいっていない。(友人が運輸局職員であることを強調しているのは、ただの黒人市民であることを強調している。)


映画館では、下品なセリフしか、笑いが起こらなかった。。。。
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ボディ・スナッチャー的要素もあの「ゲット・アウト」と詰め寄られるシーンもはっきり言って物足りない。

細かい点だと、彼女の写真の「遍歴」のルックスが実は雑なのも、笑いに結び付いていない。


本来は、

1)調子に乗った勘違い「イケメン黒人」はブルブル震え

2)「白人」は本音を見せつけられ「ドキっ」とし

3)「ブサイクデブメガネ黒人」がヒーローとなる




「アンチ優性遺伝子映画」となっているはずなのに、監督の力量不足と一発設定の脚本の練りこみ不足で、この程度で終わってしまっている。


ビデオパス





追記1


脱出する主人公が圧倒的な「腕力」で家族をねじ伏せるところは、ちょっと笑った。主人公を獲物に選んだ、見る目は確かなようだ。


「物色」シーンは楽しかった
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追記2

全米を騒がせたホラーは結構面白いものが多いのだが、本作は過去のその手のものに比べると、残念ながら、外れだ。



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「ウィッチ」ネタバレ 魔法少女になりたいんです!!2016年全米を騒がせたVVなホラーをおっさんはこう見た!



「ドント・ブリーズ」 ネタバレ ホラー版「グラン・トリノ」と片付けるには、もったいない!!とても「うまくて、怖くて、悲しくなる」映画!



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